10/30雑感と10/31見通し

※12時をまわってしまっているので10/31起点です

昨日(10/30)は日銀に振り回されて酷い相場でした。。。

焦らすだけ焦らして引け前に発表をした挙句失望下げとは…
(個人的には、こんなに下げるほど日銀に期待して
 買っていた人がいたのか?とやや驚きでしたが)
どのぐらい酷かったかを示すために本日のザラ場中の
日経225先物の日中足を以下に貼っておきます。
昼から後場にかけてひどく振り回されたのがわかります。
stocksIndexChartDay.png
ちなみに0:00現在は日経225は8890~8900円と少し回復しております。
他、目立ったところではJALがTOPIX買いで引け直前に1%以上上がって
値を飛ばした高値引けとなりました。引け値は3870円。
(3900を越えてくれば面白くなるかもしれませんが
さすがに相場全体が冴えないとこれ以上は厳しいか…?)
さて明日(10/31)についてですが、月末であることと、
決算発表シーズンの真っただ中であることから
引き続き荒れた相場になる可能性が高いと思われます。
リスク管理はしっかりと!

決算ラッシュ

おはようございます。

さて、今週から来週にかけて決算発表のラッシュです。
特に今日・明日がやや大きな山で、
(下線部リンク先決算スケジュールのページ)
ほとんどが四半期決算ではありますが、
四半期決算でもかなり動いている銘柄もあるので
持越しの際は十分にご注意くださいませ。

コンビニの優待買い物券について徒然と

イマイチ近くに店舗が無いため、取ったままで放置していた
ポプラ(7601)とスリーエフ(7544)(←どちらもコンビニエンスストア)
の優待券(買い物券)の期限をふと見てみたら…
なんと両方とも今年の10月31日まで!!
明後日までに使わないと紙切れになってしまう…?
というわけで、散歩も兼ねて大急ぎで消費してきました。
両方あわせて5500円分…(!)
コンビニで5500円分(実際は端数もあるのでそれ以上)の
買い物をするなんてことはなかなか無いので、
ちょこっとだけ新鮮な「大人買い」の気分でした。
(ずいぶんとわびしい大人買いですが…)
さて、今回の件で考えた事ですが、
・優待の期限は気をつけておかないといけない
・コンビニで5500円分の商品を買うと「重い!」
という現実と向き合った所までは前置きとして、
・優待で買い物券を提供するというのは、コンビニエンス
 ストアチェーンの戦略としてはどうなのか!?
はい、こちらが今回の本題であります。
ポプラ・スリーエフともに持っている株数に応じて
株主優待券として買い物券
(おおよそ何でも買える。ただしプリペイドカードなどは不可)
を貰うことが出来ます。
年間優待利回りでは、最も効率の良い取り方をした場合
現在の株価でポプラが4%弱、スリーエフが約1.5%です。
どちらもなかなか魅力的な数字と言えます。
ポプラは2011年末時点で685店舗。
分布は次のようになっております。
かなり偏っていますね。
中国地方を中心に展開していて、関東にも少し。
スリーエフの分布図はこちら。
こちらもかなり偏っており、
四国地方メインで関東にも出店しております。
店舗数もまったく同じ685店舗。(2011年末時点)
店舗数などの詳細は
こちらを参照しました。
(参考:セブンイレブン13685軒、ローソン10447軒。
 ポプラとスリーエフは9位タイとなります)
何故こんなに偏った出店をしているのか?
という事に関しては今回はさほど触れないでおきますが、
一言で言うと「流通面等でのメリットを最大限生かすため」
考えられます。
詳しくはドミナント戦略のwikiを見るとわかりやすいかと思います。
さて、これを見ていくうちに思ったことなのですが、
折角優待があっても、ポプラやスリーエフクラスのチェーンでは
近くに店が無い人が非常に多いのではないだろうか?
(一応、ポプラの優待は買い物券と引き換えに
珍味菓子詰め合わせとも交換可能で、
1度そちらと交換したこともあるのですが…
人を選びそうなラインアップでした。。。)
⇒ならば、その分を配当や内部留保に回した方が良いのでは!?
(株をより高値で買う人も増えるのでは?)
優待には「イメージアップ」の意味合いもあるので、
数字以上のリターンを企業にもたらす場合はありますが…
コンビニにはそれもあまりあてはまらないように思えます。
理由を述べますと、
一般的な人が利用するコンビニエンスストアを選ぶ時の基準は
1.近いこと、もしくは便利な立地であること(駅と家の間など)
2.好みの商品(プライベートブランドや食料品など)があること
  もしくは商品が充実しているか比較的安価であること
この2点に尽きると思います。
特に1の「近さ」は重要で、徒歩2分のコンビニと
徒歩10分のコンビニがあれば、余程の事が無い限り殆どの方が
徒歩2分のコンビニをメインで利用するのではないでしょうか。
つまり、多くの人にとって「微妙な遠さにあるコンビニの優待券」を
貰った所で、そこの常連にはなり得ない、と考えられます。
私のように券だけ使ってハイおしまい!となる気がします。
万一、近さ・商品において拮抗している場合ならば
「優待貰ったしあのコンビニ行くか~」といったように
イメージアップによる効果も期待できそうですが、
全国で700店舗クラスの規模のチェーンで、それに当てはまり
取り込める客は果たしてどれほどいるのでしょうか。
ぶっちゃけて言いますと、さほどいないでしょう。。
もしかしたら、どうせ見ている人も少ない株だろうから
「地元の人だけにでも買っておいてもらえばいい!」
といったように、幅広い人に株を買ってもらうことは最初から諦めて、
特定地域の人に株を買ってもらう「ある種のドミナント戦略」を
取っているのでしょうか。
確かに両銘柄とももともと流動性が低いので、少数の個人株主が
じっと持っているだけでもそれなりに浮動株数が抑えられ、
結果として株価維持に繋がりそうな気はしないでもないですが…
それにしても効率としてはどうなのだろうか…
うーむ、、、考えれば考えるほど、謎が深まります…

NY市場、ハリケーンで休場に

ニューヨーク証券取引所やナスダック市場など、ニューヨークの主な金融市場が

巨大ハリケーン「サンディ」の影響を受けて本日の取引が停止となることが
決定されました。
NY市場の休止は9.11同時多発テロ以来11年ぶり、
天候を理由とするものは実に27年ぶりと、
たいへん稀な事態です。
ちなみに22:25現在、シカゴ日経平均先物は8910円前後と
引け値とほぼ変わらずで推移しております。
明日の朝日本市場がどう推移するかはわかりませんが、
月末相場も控えている(30日・31日で今月も終わり)ので
ある程度荒れる相場になる可能性がありそうです。
NYよりもむしろこちらのほうが厄介かもしれません。

「勝負しない」ことの重要さ

今日の日記はどちらかというと
「バリバリ専業で稼ぐぜ!」というよりは、
「兼業でプラスを目指したい」という方向きの内容です。
昨日、某兼業トレーダーさんと話をしていて。
その兼業トレーダーさんは本業をシッカリやっている方で、
株は比較的片手間、余裕資金でやって儲かったら小遣い!
ってスタイルでやっている感じの方なのですが。
彼の基本スタイルは目をつけていた銘柄が安くなったら買い、
高くなったら売る、それがほぼ全て。
利食い所はある程度上がって過熱感が出てきた時。
損切りはあまり行わず、余裕のある範囲でナンピンは行う。
ファンダは殆ど見ていないとのこと(PER?何それ?ってレベル)
弄るのは大型株ばかりで、成長株に乗っかるなどはしていない。
他に特筆するような得意技や発想などは特に無いらしい。
このスタイルで2007~2012年まで継続的に勝っているのです。
ハッキリ言ってしまうと、バリバリ勝っている人から見ると
「なんつ~適当なやり方なんだ!」って印象を受けるかと思います。
おそらくですが、同じようなスタイルでやっている方で
「2007年からボロボロなのに…」という方は多いのではないでしょうか。
実際、同じようなスタイルの人は割と負けているのです。
では、彼が何故勝てているのか?と考えてみることにしました。
(2007~2012年はまぐれで継続して勝てる相場とは思えない)
すると1つの答えというか、確信めいたものが浮かんできて。
おそらく彼は「INしすぎてない」のだと思います。
得意銘柄が本当に得意な形になった時にしか勝負せず、
その時も株式に割り振った余裕資金の数分の1を投入するだけ。
(余裕資金の)全力を投入している所をほぼ見たことが無い。
慣れない銘柄や苦手な銘柄(←これはきっちり把握している様子)には
ほとんど入らないか、かなり慎重なロットでしかINしないか。
あと、仕事が忙しい時は基本的にあまりポジを持っていない。
おそらく、こういった所が肝なんだなぁと思いました。
考えてみれば、負ける人に共通するポイントって、
「勝負しすぎる」んですよね。
例えば麻雀でも、下手な人は大抵「勝負しすぎて」負けてます。
オリ過ぎて負けている人は比較的少ないでしょう。
麻雀はオリてばかりだと「ツモられた時に損害がある」
「3人もいるから完全にオリるのは無理」というふうに、
オリてもマイナスを喰らうことがありますが、
株は「勝負しない」という選択肢を選んだところで、
基本的にマイナスはありません。せいぜい機会損失ぐらい。
つまりオリるコストがゼロなので、無駄な勝負をしない人が
余計有利になるシステムです。
無駄にあまり得意でない所で勝負をしていないから、
負けが溜まらず結果的に継続してプラスが出せる。

そういう事なのかもしれません。

明日(10/26)は権利付最終日です

ちなみに逆日歩は1日分です。

…とは言っても10月はあまり銘柄が無いですが、参考までに。
それにしても先週から日経が非常にタフですね。
アメリカの下げには漏れなく付き合ってばかりの
イメージが強かったですが、最近はアメリカが下げても
日経だけはモリモリと上がる珍しい展開。
こんな相場ひさびさに見ましたわ。ホント。
「10月に買って3月に売ればいい」とはよく言われていますが、
果たしてその通りになるのか。注目していきたいところです。
と、あまり強気なことを言うと曲げてしまうから
このへんにしておきますか…

スタートトゥデイの話を続けて日記に書いてたら

まさに丁度ピッタリのタイミングで社長さんがやってくれました。

(↑にリンク貼ってあります)
下方修正で株価が大きく下落しちゃって
キレちゃったのでしょうか。
それとも、今話題の炎上マーケティングなのでしょうか。
いずれにしろ東証1部上場企業の社長の行動としては
デメリットが大きい気がしますが…
それにしても、こういった例を見ると
『有名人・責任のある立場の人間というのは窮屈なものだなあ』
と感じてしまいます。
ここ数年、SNS・ツイッター・ブログ等が飛躍的に普及した事で
有名人や大きな会社の経営者などが、広く大衆に向けて
気軽にリアルタイム性のメッセージを送信したり、
あるいは双方向のコミュニケーションを取ることが
たいへん容易に行われるようになってきたと思います。
それ自体は歓迎すべき事でしょう。
ツイッターなどのツールは上手く使えば
自分の好感度アップや会社の宣伝に大変役立ちますし
何より非常に楽しいものでありますが、
ひとつ間違えれば(失言をやらかしてしまうと)
恐ろしい速度で拡散されてしまいイメージダウンに繋がってしまいます。
『有名人・責任のある立場の人間だからといって
 誰もが大人の対応が出来るわけではない』
のですから、こういった例はしばしば起きるでしょう。
似た例では、以前にグリーの社長が利用者を馬鹿呼ばわりしたり、
周りに利用者が居ないと言っている人を世間知らずと罵ったことで
だいぶ叩かれていたことなどが記憶に新しいです。
そもそも、インターネット上で不特定多数の人間が
1人の人間を「叩く」というのは今にはじまった事ではありません。
私が知っているだけでも10年・15年前からあった事です。
(人間は匿名であったり相手と距離が離れていると
 攻撃性が高くなることが証明されています)
ただ、当時と今で致命的に違うのは、
「ツイッター・2ch・まとめサイト等で凄い速度で拡散される」
「結果、炎上の規模が非常に大きくなった」
「また、叩かれる対象として、有名人・著名人(の失言)が多くなった」
こういった事ではないのかなぁ、と思います。
昔だったら、せいぜい掲示板が荒らされたり、
匿名でやっているブログが荒らされたりなどと
その程度であり、精神的には嫌なものですが
実質的な被害は殆ど無いのが普通です。
ですが、今は傾向が変わって来ました。
一般の人でも、mixi等で重大な失言(飲酒運転をしたなど)
をしてしまった場合、退学や失職などの
相応のペナルティを受けることが多くなってきました。
これが有名人や企業の経営者ならばさらに深刻で、
大きなイメージダウンにより仕事が入ってこなくなったり、
会社自体が不買運動を受けるような事態に
発展することもあるでしょう。
こう考えると、影響力は侮れません。
長くなってしまったので結論を言うと、
『これからの時代、インターネット上の批判等を受け流すスキル、
また火種を作らないようにするスキルが、大きな会社の
経営者に求められる1つの素養となるのではないか?』
と考えております。
個人的にも社長が暴言ばかり言っていたり、
一般人相手に絡んだりするような会社の株は買いたくないですし、
投資先を選ぶ際にはそのあたりも一考したほうが良いのかな、
という思いもあります。

おはようございます

むうう、スタートトゥデイ(3092)やはり気配安い…
以前から思っていたことですが、リバウンド中に
こういうドカン下げがある時って大抵
「下落の割に(日経の割に)リバウンドが鈍いなあ」
感じる時が多い気がします。
(まだ下げるかどうかわからないですが)
今考えてみれば、今回のスタートもリバウンドしていたとはいえ、
1150から950割れまで2週間ほどで一気に落ちたのに対して、
ここ数日のリバウンドは弱すぎると言えば弱すぎると言えます。
(元々日経にあまり連動する株ではないが、日経に対しても弱い!)
「落ち幅の割にリバが鈍い」「本来リバる筈の所で重たい」
っていうのは、相場が出しているサインの中でも
かなり重要なものだと思っています。
それと同時に、初級者が「お、出遅れだ!ラッキー!」と
飛びついて被弾してしまいがちなパターンであるため、
ある意味最も警戒しなければいけないポイントと言えるでしょう。
とはいえ、下落の後にリバが鈍いと思って
こりゃー安心かなぁって調子こいて売りっぱなしにしていると、
本当に単に出遅れていただけであって
その後突如とんでもないリバウンドが来る時もたまにあるので
なかなか売りっぱなしには出来ないですが。。。
(被弾は避けられれば良い、ぐらいに考えるのがいいのかもしれません)
5年ぐらい前の動きだったらガン見さえしていれば、
「その突如来るとんでもないリバ」のかなり初動で
上手い人なら逃げてさらにドテン、ぐらいまで狙えましたが、
今は動きが早い上に流動性が無いから辛いところです。。。
「これぞ100%!」という法則が中々見つからないからこそ、
相場とは面白いものですな~

最近JAL株の話題ないね?と

某人に突っ込まれてしまいましたが

だって動きが中途半端で書くことが無いんですもの!(笑)
JAL株を語る上で重要なポイントとなる値段、それは
公募3790 初値3810 初日にシコリが出来たゾーン3800~3900

そして下方向においては、
上場5~7・10営業日目において出来た巨大な出来高ゾーン3500~3530近辺

ここらあたりが「抜けたら面白いポイント」と考えています
すなわち今はどっちにも抜けていないので面白くない=注目度が低い
状態なのであります。
ちなみにこのどちらかを抜けたら、抜けた方についていく予定です。
しかしキッチリと3700あたりで足場固めして3800には乗せてきましたね。
日経上昇の援護がありながらも上に抜け切らない展開とはいえ、
「Facebook型でどこかで3500を割れて当分ずるずる…」
の可能性が高いと考えていたので、予想に反してなかなか強いです。
やっぱり私の予想はあまりあてにならないということなのでしょうか。
で、ここからは魂の叫びというかちょっとした愚痴を。
スタートトゥデイこらこらーーーー

人があんま売ってない時に下方するんじゃねぇ~!!!
私はスタートトゥデイは基本売り目線なので、
かなり頻繁に売っていた(1~2ヶ月売りっぱなしの時もあった)のですが、
このチャートではさすがに既に大半買い戻しちゃってます(涙)
チャートから見ても下は足場固め完了した雰囲気で上は真空地帯…
そして一昨日昨日今日とジワジワ3連陽線…
これはとてもじゃないけど強気では売りづらい。
「今売らないで下抜けてから売ればいいやー」ってなりますわ…
というわけで「下方出たら悔しいなぁ~」程度に売っておいた
ごく僅かな株数しか売ってません(´;ω;`)
てか最後数万株単位で売った奴
明らかにサイダーだろ!!!
ほんともうね
サイダー野郎は地獄に落ちればいいと思うわ
インサイダーで捕まった奴は資産没収の上
市中引き回しの逆さ磔の刑にするべきだ。うん。
頭来たからいっそ織り込み済みで明日GUしないかな~・・・・・

過熱感を計る、とか言っても

いくらチャートやら出来高やらツイッターやら群衆心理やら

そういったものをよーく見て過熱感を計っても、
タカラバイオクラスの荒れ株の天井をピッタリ正確に当てるのは
ほぼ無理に近いです。普通の人間には。
ここ重要なので断言しちゃいますが、
「俺は当てたぞ!」的になんだかんだ偉そうに言ってる人間は
ほぼ漏れなくマグレか後出しなんです。私も含めて。
こういった激しい銘柄に積極的に参加するのも1つの手ですし、
それで稼げるだけのスキルを持っている人間は凄いと思います。
ですが、自分がわかる範囲の銘柄で無理せずコツコツ稼ぐのも
決して悪い方法ではないと思います。むしろ私は後者を評価します。
最後に、こういったタカラバイオのような銘柄のリバウンドについて一言。
・皆が怖がって寄り付かない1度目のリバウンドはおいしい
・皆が美味しいと思って興味を持つ2度目のリバウンドは手出し無用
毎回必ずこうなるわけではないですが、
この法則は経験上割とあてはまる事が多い気がします。
もちろん、自信の無い方はスルーが一番です。私は基本スルーです。