刻み値変更について、大手メディアに取材を受け…

刻み値変更の件で大手メディア(新聞)に取材を受け、

無事今日発刊されたものにその記事が載りました。

 

 

事前に頂いたメールにて、実際の取引や今後の展望等

詳細に取材するとあったので、そのあたりも頑張って下準備し、

その日の具体的な取引や、その時の考え方、

その後の相場に関する個人的な見解についても

惜しまず述べたつもりです。

 

 

『大半の銘柄に関しては、取引がしづらくなるだけで

まったく意味のある変更とは思えませんでした。

こんな事ではアクティブなトレーダーの多くは

刻み値を変更していない銘柄に流れるだけだろうし、

今回の変更を良いと考えるトレーダーは殆どいないだろう。

ここは是非強調して述べておきたいです』

 

感想そのものでは、

このぐらいの強い調子で否定的な意見も述べておきました。

 

 

が。。。実際に記事になった内容はというと

刻み値変更に概ね肯定的な記事の一角に、

 

「一方、板が見づらくなりやりにくくなったと、

都内在住のデイトレーダーはこぼす。

大型株から新興株にシフトすることになりそうだ」

 

と、まぁ概ねこれだけ…

 

悪く取れば、デイトレーダーが異端者にされていて、

ソイツが苦労しそうだぞ、ぐらいの内容に

見えなくもないなぁと感じました。

(当然ゲラチェックなどは一切ありません)

 

まあ、どうせこんなものだよなぁ…とは思っていたにしろ、

これはあまりにも酷い。

紙面スペースなどの問題もあるにしろ、

さすがに舐められている感じがして良い気分にはなりませんでした。

 

 

なお、当該メディアは、後姿ではありますが、

以前に撮影した私の写真を、その時の記事だけではなく

許可なく別の記事の素材としてweb上で使っておりました。

 

 

記者の方本人に特に非難を向けるつもりはありません。

ここでこういった発言をするあたり、

私が大人気無いのは十分に承知しております。

 

ですが、とある大手メディアの体質というものが

実際このようなものだということを

これを読んでいる方の頭の隅にでも置いていただくと共に、

取材を受けた側がこういった感情を抱いているのだということを

製作側にも今一度自覚して多少なりとも改めて頂ければ

私も本望です。

 

 

なお、大きなメディアでもこういった事がなく、

大変丁寧にこちらの意思を尊重してくださる媒体も

多数存在していることを、一筆付け加えておきます。

 

メディアの取材を最初に受けてから約5年が経ちますが、

それら多くは非常に素晴らしい経験や出会いとなりました。

ブログにて私がこのような発言をした事は今回が初めてです。

 

 

 

読んで頂きありがとうございました。

ブロッコリーに悪材料

おはようございます。

 

うた☆プリアイランドの課金売上が絶好調で、株価を大きく上げていた

ブロッコリーですが、当アプリがサーバーの負荷激増に耐えきれず3ヶ月もの

長期メンテナンス(サービス停止)を発表。

詳しくはこちらを参照です

 

これを受けてブロッコリーの株価は寄らずのS安張り付き。

期待感を集めていた銘柄だっただけに、多くの積極的な個人が

被弾している模様です。

 

相場が良い時に個人が注目している銘柄にこういう材料が出ると

他の銘柄に著しい悪影響を及ぼすのではと心配でしたが…

(極端な例はライブドア)

マザーズ指数など新興指数は今日も今のところプラス推移。

ソーシャルゲーム関連株も特に酷い暴落は見られず、

「ブロッコリーショック」とはならなかったようです。

 

さて、このブロッコリー。

サービス長期停止を発表したとはいえ、顧客が殺到しての

停止なので、その集客力は十分に証明されました。

 

あまりに人気化しすぎていて長期間不自由があったゲームは、

艦これ(艦隊コレクション)があげられます。

この艦これも人気化によりサーバーの負荷が想定以上となり、

新規登録者の停止やサーバーの接続不良問題が数ヶ月単位で

続きましたが、顧客離れは起きませんでした。

それを乗り越えて今も息の長いヒットを続けています。

 

うたプリも3ヶ月程度で集客力が衰えることは考えにくく、

サービス再開後には期待が持てます。

もっと言うと、サービスが想定より早く再開できそうだと発表されたら、

その発表だけでストップ高が来てもおかしくないでしょう。

 

こう考えると「大きく下がればブロッコリーは買い」という気がしてきます。

ですが、問題はこのくらいの事は『皆が同じように考えている』ということです。

 

ブロッコリーのホルダーはおそらく今回の事で投げる人は少ないでしょう。

ツイッターでも、上記の理由を挙げて大抵のホルダーが辛抱強く持ち続けると

呟いていました。

私がホルダーだとしてもおそらく同じように考えると思います。

 

 

そうなると怖い問題がひとつ出てきて、

 

『みんなが辛抱強く持ち続けようとしているのに、

今出てきているこの圧倒的な成行売りは誰のなの!?』

 

というところですね。。。

 

 

私は、うたプリはおそらく問題なく再起すると思っています。

本当に懸念すべきはうたプリが3ヶ月後に集客力が衰えない状態で

再起するかどうかではなく、

 

『この3ヶ月で新興相場の熱が冷めないか』

 

というところが一番の懸念材料だと考えています。

 

新興市場の熱が冷めてしまうと、いかに良い業績をたたき出しても

いかに課金が大ヒットしようとも、相場が良い時にイメージするほどに

株価は堅調には動いてくれません。

この点だけは計算に入れている投資家の方が少なそうだったので、

私自身がもし買い向かうことがあるなら、この点を心に留めておいて

甘い想定はせずに向かおうと考えています。

 

 

それにしても、日本の株式市場ってもはや完全に

『次にヒットするソーシャルゲームを当てるゲーム場』

になってしまった感があります。

(これはこれで楽しいしチャンスがあるので、私は全然構いませんが!!)