日経平均先物の上昇が止まりません。
今日の場中にも300円以上の上昇を見せた上、
イブニングでもさらに加速。18:30現在で17300円に迫る勢いで、
日経平均先物としては緩和発表後の高値を記録しています。
(CMEベースでの緩和後の高値は約17400)
今日の上昇の大きな特徴として
・ユニクロ等の日経平均寄与度の高い銘柄は大きく買われたが、
昨年の緩和時に大きく買われたアイフル・ケネディクスなどの
所謂「緩和銘柄」は先物に比べてとても弱かった
・プラップジャパン 、ムサシ、カドカワドワンゴ等の「選挙関連銘柄」で
大きく値を上げたものが散見された
以上のような特徴がありました。
過去、2005年・2009年・2012年に解散総選挙がありましたが、
この3回はいずれも、「解散」→「選挙」の間に
日経平均はおよそ10%前後上昇しており、
解散から選挙の間には株価が上がる、というのは
昨今のアノマリー化しているように感じます。
このあたりから考えると、今日の先物、個別の値動きを見る限りでは、
「解散・総選挙を織り込んで相場が動き始めた」
と言えるのではないでしょうか。
実際に政局がどうなるのか、そして明日以降の市場の動きがどうなるのかは
まだまだ判断しかねるところですが、
明日も日経先物の寄与度が高い銘柄、および選挙関連銘柄などに
引き続き注目してみたいと考えています。