おはようございます。
うた☆プリアイランドの課金売上が絶好調で、株価を大きく上げていた
ブロッコリーですが、当アプリがサーバーの負荷激増に耐えきれず3ヶ月もの
長期メンテナンス(サービス停止)を発表。
これを受けてブロッコリーの株価は寄らずのS安張り付き。
期待感を集めていた銘柄だっただけに、多くの積極的な個人が
被弾している模様です。
相場が良い時に個人が注目している銘柄にこういう材料が出ると
他の銘柄に著しい悪影響を及ぼすのではと心配でしたが…
(極端な例はライブドア)
マザーズ指数など新興指数は今日も今のところプラス推移。
ソーシャルゲーム関連株も特に酷い暴落は見られず、
「ブロッコリーショック」とはならなかったようです。
さて、このブロッコリー。
サービス長期停止を発表したとはいえ、顧客が殺到しての
停止なので、その集客力は十分に証明されました。
あまりに人気化しすぎていて長期間不自由があったゲームは、
艦これ(艦隊コレクション)があげられます。
この艦これも人気化によりサーバーの負荷が想定以上となり、
新規登録者の停止やサーバーの接続不良問題が数ヶ月単位で
続きましたが、顧客離れは起きませんでした。
それを乗り越えて今も息の長いヒットを続けています。
うたプリも3ヶ月程度で集客力が衰えることは考えにくく、
サービス再開後には期待が持てます。
もっと言うと、サービスが想定より早く再開できそうだと発表されたら、
その発表だけでストップ高が来てもおかしくないでしょう。
こう考えると「大きく下がればブロッコリーは買い」という気がしてきます。
ですが、問題はこのくらいの事は『皆が同じように考えている』ということです。
ブロッコリーのホルダーはおそらく今回の事で投げる人は少ないでしょう。
ツイッターでも、上記の理由を挙げて大抵のホルダーが辛抱強く持ち続けると
呟いていました。
私がホルダーだとしてもおそらく同じように考えると思います。
そうなると怖い問題がひとつ出てきて、
『みんなが辛抱強く持ち続けようとしているのに、
今出てきているこの圧倒的な成行売りは誰のなの!?』
というところですね。。。
私は、うたプリはおそらく問題なく再起すると思っています。
本当に懸念すべきはうたプリが3ヶ月後に集客力が衰えない状態で
再起するかどうかではなく、
『この3ヶ月で新興相場の熱が冷めないか』
というところが一番の懸念材料だと考えています。
新興市場の熱が冷めてしまうと、いかに良い業績をたたき出しても
いかに課金が大ヒットしようとも、相場が良い時にイメージするほどに
株価は堅調には動いてくれません。
この点だけは計算に入れている投資家の方が少なそうだったので、
私自身がもし買い向かうことがあるなら、この点を心に留めておいて
甘い想定はせずに向かおうと考えています。
それにしても、日本の株式市場ってもはや完全に
『次にヒットするソーシャルゲームを当てるゲーム場』
になってしまった感があります。
(これはこれで楽しいしチャンスがあるので、私は全然構いませんが!!)