デフレとインフレ

今まで長く続いてきたデフレ時代、

「家計の消費や企業の投資に悪影響を与え不況になる」
「金持ちの溜め込んでいるお金の価値が上がる」
⇒結果、貧困層がより厳しくなる!
といったようなことが頻繁に言われてきました。
しかし今、政治的にインフレ路線に大きく舵を切ったところ、
「給料が物価ほど上がらないから購買力は下がる」
「金持ちは株や外貨でお金をどんどん増やす」
⇒結果、貧富の差が広まる!貧困層はデメリットばかり!
という非難の声も数多くあります。
これについて、どちらが正しいのか、
日本がどちらに舵を切るべきか、というのは
私の領域でないので、それについては語りません。
おそらく、どちらも正しいのだと思います。
経済状況が変わろうとも、政治が変わろうとも、
貧困者は常に搾り取られます。
何故かと言うと、政治にしろ金融にしろ、
ルールを作っている人間は基本的には貧困層ではなく
富裕層側の人間である、ということが1つ。
そしてもう1つは、富裕層のほうが貧困層より
資金力の面でも知識・技術の面でも上回っているため。
資本主義の前提を覆すようなルールにならない限り
富裕層が貧困層から搾り取るというサイクルは
大きくは変わらないでしょう。
残酷に言ってしまえば
「政治が変われば貧困者が恵まれるというのは幻想!」
と言い切っても過言ではないと思います。
周りの環境やルールがどう変わろうが、
富裕層は(他人から奪ってでも)自分の持てる富や力を
増加させようとすることを決してやめません。
他力本願でそれが止まることは考えにくいのです。
自分の力を高めることが全てです。
スキルを高めたり資格を取って高給を取る
起業することでお金の入ってくる仕組みを構築する
スポーツ選手のような強力な特殊技能で生きる
元手と技量を装備して投資で生きる etc…
どれも簡単な道ではありませんが、
それでも自分の力によってのし上がるのが一番大切です。
(まあ抜け道的な手としては、大きな財産や高い能力を持つ
パートナーと結婚してしまうって手もありますが。笑)
まあそんな事を言っているお前は力があるのか、というと
まだまだ明らかに未熟で、周りの人に恵まれて
かろうじてやっていけてる状況に過ぎませんが…
いいんです!今からのし上がるんで!!
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いつのし上がるの!今でしょ!
(※写真はフリー素材です)
あ、今日の相場はおいしゅうございました。

最近軍需株ネタばかりになりますが

日本もいよいよ武器輸出国の仲間入りか 
潜水艦に飛行艇、技術協力や商談が着々と進む 
北朝鮮の動向よりも、こっちの舵を切ったことの方が
軍需株にははるかにプラスだと思えます。
まあ…
正直言うと軍需株なんて見てるよりも、
不動産サラ金あたりを見ていたほうが
ずっと効率良く儲けやすい相場ではありますが。。
金曜日のイブニング・夜間市場でも
円安・株高が進行したため、
月曜日は日経13000超えで寄りつく可能性が
高いと考えられます。
終値はわかりませんが…

軍需株と鳥インフル関連株

昨日はケネディクス(4321)東京電力(9501)
市場の投機資金を一手に集めていましたが、
今日は両方とも一旦力尽きた模様です。
かわりに、軍需関連株鳥インフルエンザ関連株
大きく注目を集めています。
軍需関連株は北朝鮮の威嚇行為が本格化し、
資金が集まったと思われます。
主な銘柄は
石川製作所(6208)、東京計器(7721)、豊和工(6203)など。
防塵・防毒マスク大手で、防衛省向けに独占供給しつつ
医療用にも多角化を試みている興研(7963)は、
軍需と鳥インフル両方の関連株と言えるかもしれません。
前場終了時点で+11.58%と非常に強い動きです。
重松製作所(7980)防塵・防毒マスク大手で、
こちらも+9.31%と大きく上昇しています。

鳥インフルエンザ関連株は、前回のパンデミックの時に

マスク相場で時代を彩ったダイワボウ(3109)よりも、
タミフルを製造している中外製薬(4519)に資金が来ています。
ソースがいまひとつ信用できませんが、
最近中国で発生しているH7N9インフルエンザに、
考えられているようで、それが材料になっている様子です。
今日の寄りで中外製薬を買った人は
前場終了時点で約7%の大儲けですが、
前はダイワボウだったからダイワボウ!と
ダイワボウを寄りで買った人はマイナス…
相場とは一筋縄でいかないものだと痛感させられます。

ユニクロがぶっ壊れた

日経平均に大きな影響を及ぼすユニクロ

(ファーストリテイリング/9983)が
前場終了時点で+10.7%と大暴騰。
まさに「ぶっ壊れた」と言っていい上昇幅です。
日経平均になんと現時点で134円も寄与しています。
後場どう動いてどこで引けることやら…

4月相場の傾向と展望

まず4月相場の一般的な傾向としては、

(ここ20年ほどの傾向として)
日経平均、新興指数ともに上昇確率が高いことが
あげられます。
また、4月末からは
ゴールデンウイークが強く意識されます。
ゴールデンウィーク相場は閑散としていて流動性が少なく、
(私の見てきた範囲内では)閑散に売りなし、といった様な
堅調な相場つきをしていることが多かったです。
ただし気になる傾向として、
「新年度スタート3営業日の日経平均」が、
2011年・2012年ともに3日全て陰線になっています。
新規資金が寄りに集中して、その後で売られているのか。
はたまたただの偶然なのか。
現状ではアノマリーの域は出ませんが、
新年度の最初の数日は寄りではあまり無理をしないほうが
無難なのかもしれません。

3月相場、お疲れ様でした!

3月の相場、お疲れ様でした!

2012年度(2012/4~2013/3)の騰落率は、
日経平均が約+23%の上昇。
3年ぶりの上昇幅です。
11月までは軟調でその後がとても強かったので、
体感的にはこの23%という数字よりも
はるかに上がったように感じられるかもしれません。
株価が上がっただけではなく、
流動性も大きく増加、テーマ株の物色も1年前とは
比較にならないほどに活発になりました。
個人の投資意欲も大きく回復しました。
この相場が続いてくれれば良いのですが…

ブロードリーフ

本日新規上場したブロードリーフ(3673)が

公募価格1080円に対して1200円の初値を付けた後、
わずか30分ほどで高値1399円をつけるまで急騰しました。
新規上場案件にしては規模が大きく板も厚いため、
この急騰はセカンダリ狙いの人にとっては
非常に魅力的な値動きだったと言えます。
ブロードリーフは前評判は芳しくなく、
公開される株数の多い出口案件ということもあり、
「地合が悪ければ公募割れは必然」ぐらいの
辛口評価をする人が多かったですが…
いざ蓋をあけてみればセカンダリ天国。
凄まじい相場です。
正直、この動きを見て
「なんでこんな株が…」と言っている方も
ツイッターで散見されました。
かくいう自分もそう思った1人です。
ブロードリーフでひと稼ぎした知人の著名トレーダーが
「なんでこんな株が…と言われるような株ほど参加者が理屈じゃなく、
感情や勢いだけで売買するから、ぶっ飛んだ動きになりやすい」
と言っていたのが、まさに真理をとらえた一言だと思います。
この言葉に相場の妙味がギッシリ詰まっている、
と言っても過言ではないと感じました。
こういうところが面白いから相場をやめられません!
(注:知人トレーダーから発言掲載許可は取ってあります)

2月月末です

おはようございます。

今日は2/28、閏年ではないので2月最終営業日です。
ちっとも温かくならないぞ、これでもう3月かよ、
と愚痴のひとつも言いたくなりますが、
あと1ヶ月もすれば桜が見れる!と考えれば
いよいよ春も近いのかなぁと嬉しく思えてきます。
さて、相場の方は、
春を通り越して夏まっさかり!太陽が眩しいぜ!
と言った雰囲気が続いております。
(たまにぐっと冷え込む日はあるにしろ)
節分天井彼岸底という有名な格言がありますが、
全然天井にならず高値圏の空中戦継続といった様相です。
高値圏の空中戦はただでさえボラ(変動幅)が大きく
荒れやすい相場になるというのが一般的な見方ですが、
今日は月末ということで一層荒れるかもしれません。
後場に要注意。
月末恒例ドレッシング買いは…可能性はありますが
それほど期待はしないほうが良いかもしれません。
来たらラッキー程度に考えておく予定です。
 
2月最終日、気合入れていくぞーーー!

2月月内最終日

おはようございます。

本日は2月月内最終日です。
2月末の優待を取る際は、本日(25日)から翌日(26日)にかけて
持ち越すと優待を獲得することができます。
逆日歩は1日分です。
相場のほうはやや寄り天気味でしょうか…

前場、日経+251円

前場が終わって日経平均は+251円と大幅高。
為替のサポートが効いています。
寄与度の高いメガバン・大手不動産などが強いため
TOPIXも日経に負けず堅調。強い相場です。
個別ではガンホーが空中戦状態。
ただし他の類似業種株はさほど強くなく、
パズドラを燃料としたマネーゲームといった雰囲気。
どこか危うい感じはあります。
バイオ関連はカイオムが寄らずS安のため
全体的に弱くプチ・カイオムショックの様相。
盛り上がっている個別は総じて
一筋縄ではいかない銘柄が多いですが、
狙いどころやセクターごとの強弱感は
比較的はっきりしている印象はあります。
後場に期待したいところです。
【追記】
以前の記事で北朝鮮の2009年の核実験の威力について
長崎原爆クラス(20KT)と書きましたが、そういった説もあるものの
大勢の説ではそれよりは弱い威力(4~5KT)だったらしいです。
補足およびお詫び申し上げます。