あけましておめでとうございます!

2014年大納会は場中もイブニングも急落の荒れ相場で終わりました。

そして新年明けて少しは落ち着くかと思いきや、

日本市場が開く前から為替もシカゴ日経先物も上へ下へと大荒れ…

 

なんだか『2015年・荒れ相場』を予感させる年末年始の動きですが、

荒れれば荒れるほど相場は面白いので望むところです。

 

というわけで、今年もよろしく宜しくお願いします!

 

 

さて、新年一発目ということで、少しはマジメな事を。

 

『株の初心者がまず何かひとつ心がけるとしたら、

 どんな事に気をつけたら良いのだろうか?』

 

これについてお話していきたいな、と思います。

 

 

そりゃもー株なんてアレですよ

 

長期投資なら増資粉飾、はてはリーマンショックみたいな暴落がありえますし、

短期ならそれこそBNFさんやcisさんのような化け物たちが

マワシばんばん叩いて待ってる土俵に上がって戦うってことですから、

何かひとつ気をつけなきゃいけないどーこーどころの騒ぎではないわけですが、

 

【自分が間違いを犯す可能性があることをまず自覚する】

 

これが最も重要だと考えています。

 

 

初心者だけではなく熟練者でもままあることですが、とにかく人間ってモンは

「自分の間違いをそうそう認められない」ように出来ています。

 

まずはここをどうにか思考矯正して、

「間違いなんて日常的に犯すモンだ。間違ったら素早く対処すりゃーいい!」

って割り切るのがホント大事です。

(単純に損切りを早く行え…というのとはチョット違う。似てるけど違う)

 

これが出来てりゃー去年の収支2000万ぐらいは違ったよなーって

私自身相場暦10年目になって後悔してるくらいにめちゃめちゃ大事です。

 

 

間違いを早く認めすぎると損切り貧乏になったり、ひどい例になると

ドテンして往復ビンタを3回ぐらい喰らっちゃうケース、そりゃありますよ。

 

ただ、今まで見てきた感じだと、損切り貧乏で苦しんでる人よりも、

意固地になって間違いを認めず引くに引けない勝負をする癖がついちゃってる人のほうが

100倍ぐらい辛そうにしてますし、退場してる人も圧倒的に後者が多いです。

 

【引くに引けない勝負なんて、した時点で大体負け】

って思っといてイイです。これホントに。

 

ドテンで往復ビンタを食らい続けるのは、一見見切りが早すぎる故の損切り貧乏に見えますが、

実際はこれも引くに引けない勝負の一種です。

ドテンにしろポジションの取り直しにしろ、2~3回やって全部ダメなら

もうその相場では「ポジションを取ることそのもの」が間違いなのです。

「ポジを持たなきゃいけない」という勝負からしばらく一歩引いちゃえばいいんです。

これはこれで辛いことなんですがしゃーないです。。。

 

 

中長期スパンで株をやっている人だと

「私は長期投資で割安株を拾って数年単位で待つ。ちょっと下がっても間違いじゃない」

こう考える方も多いです。

 

うん、これは考え方そのものはアリです。

デイトレ屋の私が言うのも何ですが、株の王道は本来長期投資です。

 

ただ、長期で株を持ち続けるってのはそれだけ理不尽な材料やら、相場全体の暴落の

リスクを抱えることでもあります。その時に苦しむようなら、やっぱりそれは「間違い」なんです。

 

例えば、リーマンショックみたいのが来て苦しんでいるのならば、それは

『資金投下の仕方が間違っていた』ということですよね?

(上記の例の人だったら大規模ショックの時こそ超割安株大量発生のバーゲンセールなので、

それがチャンスでなくてただ苦しいってことは、その時点でのキャッシュポジションが少なすぎる)

 

どんな時間軸でどんな狙い目をもって相場を張るにしろ、

「間違いを認めて、引く時は引く」というのは絶対に必要な事なのではないかな、と

私は確信しております。

 

 

 

というわけで、2015年は決意新たに

 

「間違いを認めて、引く時に引く年」

 

にしたいと自戒を込めて!そして素早さのギアを2段くらい上げて!頑張ります!!

ナンピンについて

ハッキリ言ってしまいます。
ナンピンというのは
1度告白して断られた異性に
 
さらに上乗せで告白するようなモノ
だと断言します。
既にダメな方向に向いているものに、さらに力を注ぎこむ
という選択肢であるという点において、
ナンピンも再アタックも完全に一致しております。
時間軸が長期であったり、最初からナンピンを
戦略のうちと考えていての計画的なナンピンならば
必ずしも悪手とは言えないでしょう。
これらについては私は否定しません。
ですが…
時間軸が短期で、かつ余裕が無い状態のナンピンというのは
『昨日も告白して断られたけど今日も告白してやるぜ!
高いプレゼントも甘い言葉書き連ねたラブレターも用意した!
もうお前しか見えないんだあああああああああああああ』
といったような状態だと考えてください。。。
成功したときのリターンはそりゃ嬉しいでしょうが、
成功率と失敗時の精神的ダメージを考えると
ハイリスク過ぎる感は否めません。。。
ドM以外は手を出さないほうが無難かと考えます。
余談ながらこの日記を書いた経緯は、
フォロワーさんの高校3年生の方と会話したのがキッカケでして。
そのくらいの年齢の方に、ナンピンについてわかりやすく
語るならばどうするべきだろう…と考えた結果、
こんな文章が思い浮かんだワケであります。
多分…間違ってはいない、、、かと!!

賽銭拾い相場

おはようございます。

朝のギャップアップがあまりにも大きすぎて、
買いポジを持ち越した方以外は
「上がってるのにやることがないんじゃないの」
的な相場になってしまっています。。。
こういう時は無理に飛びついて買っても
ハイリスクな割に銘柄選択やタイミングに
よほど恵まれないと相応のリターンを取れないので、
ほぼノーポジだった私は
数分ぐらいで完結するようなスキャルピングを
コツコツと小さく丁寧に寄りから行っていました。。。
皆ががっぽがっぽ儲けている中
自分1人だけ
神社の賽銭拾いというか

パチ屋の玉拾いというか
そんな作業をしている気分です!!笑

日経平均先物は今日も曲芸飛行

200円以上上がってから400円落ちるとか…

先物曲芸.png

甘利パイロット、今日も曲芸飛行ですか!

毎日激しすぎて見てるこっちが酔いそうです!!
(もちろん、甘利さんのせいだけではないのですが。笑)
今一度復習しておきますと、
5/23のような暴落が起きると、一般的な傾向として

その後しばらくの間ボラが激しくなる傾向があります。
東日本大震災の後に余震が続いたように、
本震が強烈なヤツであればあるほど余震も強いヤツが長く続きます。
波に乗れる上手い人は毎日大量に稼ぐチャンスですが、
乱高下相場が苦手な方や一般人レベルの手腕の方は
ロットを落とすなどして慎重な姿勢でいるほうが
良い結果になることが多いと思います!

ネットの酒類量販店にて

ネットの酒類量販店で、客が何のお酒を購入したのかが

逐一リアルタイムに流れてくる店があるのをご存じでしょうか。
その店で客の購入履歴を見てみると、
1年ほど前と比べて明らかに「ドンペリ」「マッカラン18年」などの
高額なお酒の占める割合が大きくなってきているように感じます。
これは投資家目線だと結構気になる事象です。
 
 

おはようございます

むうう、スタートトゥデイ(3092)やはり気配安い…
以前から思っていたことですが、リバウンド中に
こういうドカン下げがある時って大抵
「下落の割に(日経の割に)リバウンドが鈍いなあ」
感じる時が多い気がします。
(まだ下げるかどうかわからないですが)
今考えてみれば、今回のスタートもリバウンドしていたとはいえ、
1150から950割れまで2週間ほどで一気に落ちたのに対して、
ここ数日のリバウンドは弱すぎると言えば弱すぎると言えます。
(元々日経にあまり連動する株ではないが、日経に対しても弱い!)
「落ち幅の割にリバが鈍い」「本来リバる筈の所で重たい」
っていうのは、相場が出しているサインの中でも
かなり重要なものだと思っています。
それと同時に、初級者が「お、出遅れだ!ラッキー!」と
飛びついて被弾してしまいがちなパターンであるため、
ある意味最も警戒しなければいけないポイントと言えるでしょう。
とはいえ、下落の後にリバが鈍いと思って
こりゃー安心かなぁって調子こいて売りっぱなしにしていると、
本当に単に出遅れていただけであって
その後突如とんでもないリバウンドが来る時もたまにあるので
なかなか売りっぱなしには出来ないですが。。。
(被弾は避けられれば良い、ぐらいに考えるのがいいのかもしれません)
5年ぐらい前の動きだったらガン見さえしていれば、
「その突如来るとんでもないリバ」のかなり初動で
上手い人なら逃げてさらにドテン、ぐらいまで狙えましたが、
今は動きが早い上に流動性が無いから辛いところです。。。
「これぞ100%!」という法則が中々見つからないからこそ、
相場とは面白いものですな~

過熱感を計る、とか言っても

いくらチャートやら出来高やらツイッターやら群衆心理やら

そういったものをよーく見て過熱感を計っても、
タカラバイオクラスの荒れ株の天井をピッタリ正確に当てるのは
ほぼ無理に近いです。普通の人間には。
ここ重要なので断言しちゃいますが、
「俺は当てたぞ!」的になんだかんだ偉そうに言ってる人間は
ほぼ漏れなくマグレか後出しなんです。私も含めて。
こういった激しい銘柄に積極的に参加するのも1つの手ですし、
それで稼げるだけのスキルを持っている人間は凄いと思います。
ですが、自分がわかる範囲の銘柄で無理せずコツコツ稼ぐのも
決して悪い方法ではないと思います。むしろ私は後者を評価します。
最後に、こういったタカラバイオのような銘柄のリバウンドについて一言。
・皆が怖がって寄り付かない1度目のリバウンドはおいしい
・皆が美味しいと思って興味を持つ2度目のリバウンドは手出し無用
毎回必ずこうなるわけではないですが、
この法則は経験上割とあてはまる事が多い気がします。
もちろん、自信の無い方はスルーが一番です。私は基本スルーです。

ソフトバンク、容赦ない下落

前営業日、とてつもなく下がったソフトバンク株。

今日は反発と多くの人が考えたかと思いますが、
現実は容赦の無いさらなる下落。
正直なところ今日は需給次第でどっちもあるかと
思っておりましたが、モロに下に抜けてしまいました。
ここで見ておきたいポイントは、
前営業日の巨大な出来高のボリュームゾーンが
2400~2430円あたりにあることです。
そこを下回って推移する(2400を超えられない)と
その2400が重しとなってしまい、
そのあたりで買った人の投げで株価が急激に
大きく引き下げられるリスクが出てきてしまいます。
逆にこのあたりのボリュームゾーンを超えて
2450あたりを上に抜ける動きになれば
皆が強気になりそれだけ強い動きが期待できましたが…
…とは言え、それらの要因を考えたとしても
今日(9:25現在)のソフトバンクは弱い。弱すぎる。
こういう理不尽に弱い動きを喰らわないようにするのが
一番利益を残す方法であることは間違いないので、
不穏な気配や明らかに需給が悪そうな状況を感じた場合は
「なんとか避ける術を身につける」
しかなかったりします…
っと、気づけば日経も先物が8500、
朝は堅調だったファーストリテイリングもマイテン。
日本市場は大丈夫なんでしょうか、、、、、、

「王道」グロース株投資について

最近の勝ち組の「王道」とも言えるグロース株投資。
(グロース株投資=成長株投資。企業の将来性を吟味して、
 成長余地・株価の上昇余地を考え、リターンを期待する投資法)

先日の日経ヴェリタスの1面でも取り上げられたのもあり、

我も我もという参入者もそろそろ増えてくる頃合いかと思います。
確かに、TOPIX等の指標を見ると振るわない相場が続いていますが、
大きく伸びる銘柄はほぼ毎年それなりの数存在します。
またその数は2009年以降増えてきております。
持って生まれた才能や直感はさほど関係無く、
努力次第で誰にでもチャンスがある手法だと思います。
反面、かなりの努力とマメさ、そして忍耐力が
必要であると言えるでしょう。
ただ、「人の行く裏に道あり花の山」という言葉もあるように、
皆が注目していない方法に注目するのが最も効果的であることは
間違いないと思います。
そういった視点で見るとグロース株投資は既に注目されてきていて、
これから投資家同士の競争が激化していくのではないかと思います。
具体的には、
・株価が成長を織り込むスピードが早くなる
・成長株を安値で売る人が少なくなる
⇒結果、成長株を安値で大量に仕込む事の難易度が上がる
という傾向になるのではないかと睨んでおります。
グロース株投資でこれから成功するには、
今までの成功者よりさらに多くの努力をするか、あるいはまだ注目して
いる人の少ないプラスアルファを取り入れる事が必要となるかと思います。
そこまではさすがに難しい、という方の場合は、自分のカバーできる
範囲内だけ、あるいは詳しい知識のある分野の株だけに特化して
しまうのも手かもしれません。
上場銘柄全てを分析するのは無理でも、たとえ総銘柄の10分の1
だけでも上級者と同じ精度で分析できれば十分に戦えることでしょう。
全ての銘柄を適当に分析するぐらいなら、10分の1を完璧に分析する。

この姿勢の方が良い結果に繋がると考えております。
(運悪く、分析した範囲が丸ごとダメならば…投資を見送れば良いのです!)

ナンピン、やや失敗の例。。。

トレンドマイクロ(4704)でやられました。。。

寄りから空売りを仕掛けたら、よー上がる上がる…
2070円寄りで一時2212円と実に142円も踏み上げられました。
結局、今回は最初に入った枚数が少なかった事や、
上げ方がやや強引過ぎたように思えたことから
あえてナンピン戦術を取りましたが…
極端に上がった時を狙って何回かナンピンを行い、
結果は売り建ての平均単価2137円程度に対して、
清算時の平均単価が2148円程度。(10:30頃から清算)
約10円抜かれの損切りとなってしまいました。
まあ、遅くとも2070→2100ぐらいまで踏み上げられた時点で
一旦ポジを切るのが本来の自分のトレードなので、
今回はかなりイレギュラーなトレードでした。
勝てもしませんでしたが、なんとか結果的に
損失を軽減する程度のことはできました。。。
とはいえ、これは良い例とはとてもいえません。
いつもと違うトレードをして勝ちきれないというのは
明らかに不調のシグナルなので、、、
今日はもうあまり欲張らずに
おとなしくしてようかと思います。