最近の勝ち組の「王道」とも言えるグロース株投資。
(グロース株投資=成長株投資。企業の将来性を吟味して、
成長余地・株価の上昇余地を考え、リターンを期待する投資法)
先日の日経ヴェリタスの1面でも取り上げられたのもあり、
我も我もという参入者もそろそろ増えてくる頃合いかと思います。
確かに、TOPIX等の指標を見ると振るわない相場が続いていますが、
大きく伸びる銘柄はほぼ毎年それなりの数存在します。
またその数は2009年以降増えてきております。
持って生まれた才能や直感はさほど関係無く、
努力次第で誰にでもチャンスがある手法だと思います。
反面、かなりの努力とマメさ、そして忍耐力が
必要であると言えるでしょう。
ただ、「人の行く裏に道あり花の山」という言葉もあるように、
皆が注目していない方法に注目するのが最も効果的であることは
間違いないと思います。
そういった視点で見るとグロース株投資は既に注目されてきていて、
これから投資家同士の競争が激化していくのではないかと思います。
具体的には、
・株価が成長を織り込むスピードが早くなる
・成長株を安値で売る人が少なくなる
⇒結果、成長株を安値で大量に仕込む事の難易度が上がる
という傾向になるのではないかと睨んでおります。
グロース株投資でこれから成功するには、
今までの成功者よりさらに多くの努力をするか、あるいはまだ注目して
いる人の少ないプラスアルファを取り入れる事が必要となるかと思います。
そこまではさすがに難しい、という方の場合は、自分のカバーできる
範囲内だけ、あるいは詳しい知識のある分野の株だけに特化して
しまうのも手かもしれません。
上場銘柄全てを分析するのは無理でも、たとえ総銘柄の10分の1
だけでも上級者と同じ精度で分析できれば十分に戦えることでしょう。
全ての銘柄を適当に分析するぐらいなら、10分の1を完璧に分析する。
この姿勢の方が良い結果に繋がると考えております。
(運悪く、分析した範囲が丸ごとダメならば…投資を見送れば良いのです!)