決算発表シーズン

そろそろ本格的な決算発表シーズンに入ってくるので、
一応書いておきます!

(明日から急激に決算発表銘柄が増えます)

決算発表により急激な値動きが発生することがあるので、
自分の持っている銘柄、狙っている銘柄の決算日は
把握して注意しておいたほうがいいかもしれません。
銘柄名を入力して決算日を検索するのはこちらのページで出来ます。

1/25(水) 今日は重たい話です…

いやぁ、今日もかなり強い相場でした!

まったく誰ですかね、海運やユニクロインチキが発生したから
そろそろ注意していきたいとか弱気なことを言っていた人は
的外れもいいところですね!
(ただ、イブニングでは先物は多少下がっていますが…)
と、自虐ネタはこのくらいにしておいて。
今日は重たい話です。
私は「カブトモネット」というSNSに登録しているのですが、
そのSNSである方が最近書いた日記で、次のようなものがありました。
(転載に本人の許可は取っています)
母親の通夜と葬式をすませた。

弟と通夜に二人で話したときにCFDの会社の話がでた。

CFD会社のセールス電話に母親は関心をしめしたようで、
営業が訪れたことは知っていた。チャートも見ない素人だから、
やってはいけないと強く言ったが、決まった金額でやると言う、
それ以上は強く言えなかった。
その年の暮れにそのCFD会社は閉鎖。胡散臭い。

ネットで調べたがその会社のことはわからなかった。
弟によれば親会社があり子会社をたくさんつくり隠れ蓑にしていた
ようだとのこと。親会社はネットで被害にあった記事がでてくるということ。
母親の年金の一部に解約の記録があり、その会社への入金が
何回も行われているという。損金を回収しようとはまっていくパターンだ。
それを黙って行っていたようで、口八丁の営業のいうままに売買をしたようだ。
体の具合が悪くなっていった時期と重なっている。

差金決済をおこなっているところはどこもそうなのだろうが、
言いかえればノミ屋と同じ。増やしたとしても口座のお金は
ヴァーチャルな存在なので注意をしなければいけない。営業マンの利害と
顧客の利害は相反するものだと意識しておかないといけない。

なんのかんのと言っても手順を踏んだ取引ならば、投資は自己責任だ。

カブトモ的

1/24(火) 相場雑感

個別では普段通り当たり外れはあったものの、
全体を見ると可もなく不可もなく一応強さ継続、といった相場。
売買代金も前日とほぼ変わらず東証1部で1兆円に僅かに届かず。
イマイチ取り上げどころのない相場でした。
そんな今日、目立っていたのは 海運! ですね。
明治海運(9115)、共栄タンカー(9130)、乾汽船(9113)が
いずれも+15%を越える暴騰。相当の資金が流れてきていました。
ただ、商船三井(9104)、郵船(9101)、川崎汽船(9107)などは
一応前日比プラスではありましたが、プラス幅は小さめで、
前述した銘柄ほどには買いが入ってきませんでした。
海運業の中でも
『値動きが軽く、比較的少ない資金で株価が大きく動く株』
が集中して物色された印象です。
また、日経寄与度の非常に高いファーストリテイリングが
綺麗な陽線で+380円(+2.58%)と強かったです。
ファーストリテイリング1銘柄で今日の日経平均を
ちなみに今日の日経平均は+19円だったので、
ほぼユニクロだけで上げたようなものですね。
(このような現象をここではユニクロインチキと呼びます)

自身の経験からの話になってしまいますが、

循環物色相場で海運が急激に買われたり、
こういったユニクロインチキが発生している場合は
相場の勢いが衰えてきていることを示すシグナルとなることが
多い印象があるので、明日以降注意を払っていきたいと考えています。

1/23(月) 相場雑感は

私用のため書く時間が取れなかったので、お休みいたします。

それにしても、強い相場が続きますね。
面白いことに、先週1週間の雰囲気が大変良かったためか
私のツイッターのTL、見てまわっているブログ、メディアと
皆揃って最近かなりの強気モードです。
バブルの初動の空気を感じた、と捉える方もおりました。
実際にこれがとんでもない上げのごくごく初動なのか、
それともただのちょっとした上げであるのかは
今の時点ではわかりません。
ですが【大衆の逆に張れ】という言葉があるので、
皆が揃って強気な状況である今は、
少しは警戒しておいたほうが良いのかもしれません。
・・・とは言っても、警戒したばかりに大きな地殻変動に
乗りそびれるといった事も十分考えられるので、
「当たるも八卦・当たらぬも八卦」ぐらいにお考えくださいませ。

1/20(金) 相場雑感

気がつけば今週の日本市場も終わり。

いやぁ、本当に強い相場が続きました!

個人的には上げ相場でも下げ相場でも、動きさえあれば
どちらでも良いのではありますが、売買代金がかなり戻ってきている
(本日の東証1部の売買代金は1.4兆円以上!)というのが
かなり嬉しい状況です。
(ちなみにこの1.4兆円という金額がピンと来ない方のために
少し補足すると、2011年末のクリスマス後の閑散相場では、
東証1部の売買高が5000億円を割れていた日もありました。
今日のわずか3分の1!こう考えると大変大きい変化です。)
さて相場概況については、日本橋梁(5912)がついに大陰線を引いたり、
昨日取り上げたDena(2432)が買いでも売りでも取りづらい
ダメダメな動きに終わったり、メガバンクと鉄鋼株が非常に強かったりと
(みずほを100円の時に買っていた人は結局大儲け…!)
ネタはそりゃもう色々とありすぎるほどあります。
とはいえ週末までかたっくるしい話をするのも何ですし、
今日は雑感についてはここいらへんで締めさせて頂き、
かわりに今日か明日の夜にでもお酒にまつわる記事でも投下しようかな、
と思っています。(あまり詳しくはないですが、大の酒好きなので・・・)
今週1週間お疲れ様でした!

1/19(木) 相場雑感

今日もなかなか強い相場でした!


エンジュクさんにブログを書かせてもらう事になった途端
なんともタイミング良く強い日が続いています。

縁起のいい事ではありますが、
「上げ相場じゃなくっても、生き残るために」
なんて副題をつけてしまったのに
こんなにするする上げちゃったら立場が無いな~、と
少し複雑な気分です。
ただ、今日もTOPIXの上げが少し鈍いのが少し気になりましたが…
(銘柄により当たりハズレが大きい感じもありますね)
一昨日取り上げたDena(2432)は前場に大きく下落、
そして後場には一気に強烈な急騰と極端な動き。
リバウンドしてつけた高値は1892円。
(↓が今日のDenaの5分足チャートです)
Dena2.png
ただの偶然か実際に影響があったのかはわかりませんが、
以前の1900近辺のシコリにモロに跳ね返された形になりました。
とは言え、比較的似た値動きだったGREE(3632)や
サイバーエージェント(4751)と比較すると
リバウンド後にしっかりした値動きをしていたので、
果たして明日も勢いが継続するのか注目しています。

1/18(水) 相場雑感

今日は後場開始直後の吹き上げが見事でした!

最近日本市場は特に力強さに欠けていただけに、
ザラ場中に日経がこれだけするすると上昇したのは
ひさびさに見た感じがします。
日経平均先物は始値8450円に対して、一時8600円まで上昇。
最後に少し垂れたものの、まずまず強い相場でした。
ただ、日経平均が+0.99%上昇したのに対して
TOPIXは+0.47%しか上がらなかったので、
個別株は微妙だなあと感じた方も多いかもしれません。
個別ではここ最近の祭りの主役・日本橋梁(5912)が
多少危ないところを見せながらも今日もストップ高。
この祭りはいつまで続くのだろうか…
ただ他の建設・道路株は反落したものも多かったです。

あと強さが目立ったのは東京電力(9501)。
企業向け電気代金の値上げ発表と、政府が原発の運転期間延長
(40年→60年)を例外的に認める方針と報じられたことが
好感されたためか、資金が集まり上昇。
他の地方電力株もこの発表を好感したか、概ね堅調でした。



これらの影に隠れて目立ちはしないものの、
コアな所ではエルピーダ(6665)も米マイクロン社との提携を進めるとの
報道の影響を受け、一時前日比+10%以上の上げ。

ただ、「いつものお約束」で引けまでにはだいぶ垂れてしまいました。

この銘柄は株価がある程度下がるたびに
頻繁に「提携しちゃうぞIR」を出して朝は噴くのですが、
毎回のように9:30前には天井をつけて垂れてしまうという、
かなり投資家泣かせな動きをすることが多いのです。

(もはや、この会社の出す提携ネタのIRは“狼少年”のように
 市場から扱われているのかもしれませんね)


これを逆手に取って、そろそろIRが出るかな?って所まで下がったら
頃合いを見て仕込んでおいて、IRが出たら朝早いうちに売却!
なんて投資法ももしかしたら面白いかもしれませんね。

とは言え、財務・業績ともにたいへんリスキーな銘柄なので
いつ何が起こるかわかりません。
投資は自己責任で!! と強く断っておきます。


(おまけ)
↓本日のエルピーダの5分足です。9:30以降の株価・出来高が…

erupi.png


1/17(火) 相場雑感など

今日は建設・道路関連株の値上がりが凄かったですね。

値上がり率ランキングを見ても、上位は建設・道路関連ばかり。
見事なぐらいにズラーッっと並びました。
こういった株に上手く乗れる方は良いですが、
乗れない方にとっては歯がゆい相場かもしれません。
かくいう私も乗れてない側の人間です。
とは言っても、乗れないなら乗れないなりにやりようはあります。
一部の業種の株に極端に資金が集中する際、
必然的にそれ以外の所からは資金が逃げていくことが多いです。
つまり今日の場合だとたとえ建設株に乗れなくても、
資金が逃げ出しそうな銘柄を早めにカラ売りで叩いておけば
それなりのリターンが期待できるということになります。
経験から判断しますと、資金が逃げ出しやすい銘柄は「資金が集中している業種と遠い業種」であり、「投機的な売買が集まっていそうな銘柄」が最有力候補になります。
難しいのはその中で実際にどの銘柄を選ぶかですが、
今日はその銘柄選びに使っているやり方の1つを紹介します。
例えば、以下のチャートを見てください。
Dena1.png
このチャートはDena(2432)の日足で、右端の大陰線が今日(1/17)です。
左に表示されている価格帯別出来高は昨日までの分です。
(必ずしも正確ではないので、目安程度に見てください)
昨日の段階で、「1/4から暫く大きく下がった後、1900~1950程度の
狭いレンジで3日間膠着状態であった」ことが日足チャートから
読み取れると思います。
ここで、この価格帯別出来高に注目です。
1900円前後で大量の売買が発生しているのが曲者です。
ざっくり結論を言うと、この「大量に売買された地点」を突き破って
株価が下落すると、それは大きな下落になりやすいです。
つまりこの場合だと、1900円を割れた1870~80円あたりで
カラ売りを仕掛けるのが面白い、ということになります。
仮に大きな下落にならず株価が再び上がり出しても、
大抵の場合1900円近辺で戻り売りに押されますので
そこで一旦損切りをするなどして対処すれば、
大きな損になることが少ないです。
この傾向はカラ売りの際だけでなく、買いの場合にも使えます。
例えば、1900円台で「安くなった。買おう!」と
買いでこの株を仕込んだとします。
この場合でも、損切りラインを「逆指値」で1900円の少し下
(1870~80円あたり)に置いておくことによって、
大きな下落に巻き込まれるのを回避することが出来ます。
下落後にまた買って仕込みなおせば、差額分有利になります。
いわば守備的な戦略です。

もちろんその逆指値に引っかからず、無事に株価が上がれば
めでたしめでたし、です。

こちらの使い方のほうが多くの人にとって実用的かもしれませんね。
もちろん、これはあくまでも「傾向」に過ぎず、
100%この通りの値動きになるわけではありません。
ですが、頭の隅に置いておいて損は無いと思います。
以下もう1例、似た例を出しておきます。
日東電工.png
銘柄名は内緒です。
こちらは価格帯別出来高は2営業日前(~1/13)までのものです。
Denaと比較的似たチャートで、2800円近辺がキーになっています。
(他の価格帯と比べて出来高が突出しています)
こちらは面白いことに、年末に一旦2800円付近を割り込んだのですが
新年のご祝儀相場で1度復活したものの、結局1/16になって
大きく下げてしまったパターンです。