3/9(金) いよいよ1周年…

SQも無事(?)終わり、あとは平穏な金曜の午後…
となるのでしょうか。
しかし、今日ここからトレードをする方、
および持ち越しを考えている方は要注意です。
次の日曜日は東日本大震災の日、
そう、悪夢の3月11日になります。
時が経つのは早いもので、あの日からもう1年ですね。
投資家心理として、どうしても心理的に
ここは持ち越したくないポイントになると思います。
震災の時の下げは半端ではなかったですからね。
ですが、逆に考えれば週末に何も起きなければ
持ち越しを嫌って売ってしまった人が
再び買い戻してくる需要があると考えられるので、
チャンスと言えばチャンスであります。
もっとも、その裏をかいて今日買い持ち・週明け利食いを
目論んでいる人も多いかもしれないので、
結局は週明けになるまで何が正解かはわからないのですが…
ともあれ、あの未曾有の大震災からはや1年。
トレードにおいても普段の生活においても、
『油断はするな、いつ何が起きるかわからないんだぞ』
と、今一度自分を戒めて生きて行こうと思います。
これを読んでいる皆様も、どうぞ今一度有事への備えを
再確認するなどして十分にご注意くださいませ。
 
 

3/8(木) 日本株は蘇るさ、何度でも

ラピュタに負けてません、日本株。

先日の調整は何だったんだろうかと思うぐらいの
凄まじい蘇りっぷりでした。
さて、ここまで全体的にトコトン強いと
特筆することもなくなってしまいますね。
強かった業種も、上から証券・不動産・保険と
まさに景気敏感株づくめでワン・ツー・スリー。
派手に上げた時の定番、といった感じです。
少し面白いところを見てみると、今日は日経225は
前日比+192円の大幅高でしたが、この192円の上昇の内、
「ファナックとユニクロ」で何円分上がったでしょうか?
この先を読む前に考えてみてくださいね!
答えは…
こちらに詳しく載っている通り、24.4+18.4で…
およそ42.8円も上がった計算になります。
わずか2銘柄で。
ファーストリテイリング(ユニクロ)・ファナックは
日経平均への影響が非常に大きいことで有名ですが、
2銘柄でここまで露骨に動かされることは稀でしょう。
明日がSQだと言うことを考えると、
SQ値を高くしたい連中が思い切り本気を出して
指数を上げるべく頑張ってきた、という事かもしれません。
というわけで、明日はSQ、それも3ヶ月に1度の
メジャーSQ(要するにいつもより盛り上がるSQ)です。
朝イチの出来高がとても大きく膨らんだり、
また寄り前の気配値がとんでもない値になったり
といった現象が起きるかと思いますので、
動揺しないように気をつけてくださいませ。
 
 
 
 

3/6(火) うーん…今日も冴えない…

12:50現在、日本市場は曇り一時雨、といったところでしょうか。

下げ渋っている銘柄もそれなりに多い印象はありますが、
全体を見るとどうも弱いですね…
特に主力株がどうにも冴えません。
昨日は強気目線で、と書いてしまいましたが、
いきなり初日から曲げてしまっています。

まあ、私は曲げ屋なのでよくあることです。
そんな中資金が集まっているのが日本橋梁(5912)。
首都高速の老朽化に進み、大規模な補修・建て替えを
検討するとのニュースを好感して買いが入り、
まさに買いが買いを呼ぶ展開でまさかのストップ高。
その他の橋梁・道路株も総じて強いです。
さらに溢れた投機資金はどうやら新日本理化(4406)
にまで影響を及ぼしているようで、こちらも不死鳥の如く
それなりの粘りを見せています。
冴えない相場でもチャンスは一応転がってはいるものですね。
…とは言え、ここらへんの銘柄に上手く乗って稼ぐのは
並大抵の難易度ではないので、辛いところです。
当たれば大きいのですがリスクも高い…難しい!

3/5(月) 今日は冴えない相場ですが…

こんにちは。
しばらくブログ更新の感覚が空いてしまいました。
さて、今日3/5の相場ですが、売買代金も値動きも
どうもいまひとつ冴えない相場ですね。
変わったところでは新日本理化(4406)が遂に崩れだしたか?
といったところでしょうか。
さて、今日のところは大きな回復は望めなさそうですが、
1~2週間スパンぐらいの現時点での展望をざっと述べてみます。
例によって当たるも八卦、当たらぬも八卦ですので
どうか過信はしないようお願いいたします。
さて、まずは相場に関する近況の「生の声」について。
ツイッター・SNS・新聞等で新しい声をリサーチしてみたところ、
どうやら、市場にさらなるバブリーさを期待する声も聞こえますが、
同時に市場に過熱感を感じている人や高値で売り待ちを
狙っている人も多いような雰囲気がありました。
うまく言いづらいですが、今買いポジションを持っている人でも
『全力!これ以上ないぐらい買いポジぱんぱん!』
って人は殆ど居なくて、お情け程度に買いを持ってはいるが
上がったら売りを考えようかなーといった程度の
「消極的買いスタンス参加組」が大変多いように思えます。
このタイプは「わかりやすい天井っぽい形」や
「強烈なふるい落とし」が来たら即逃げるかわり、
再び上がりそうになった場合にはさらに資金を入れてくるので
こういうタイプが多いうちはまだ上昇余地は見込めます。
(逆に言うと、『全力で買い!あとは祈るだけ!』って人が
市場参加者の大半を占めてしまったら…
その後の末路はわかりますよね!?
幾ら祈っても「自分より後により高値で買う人がいなければ」
その後の結果は1つです。祈りで株価は変わりません)
さて。このあたりから考えてみると…
基本的には暫くは『強気スタンス』で考えています。
しかし上で述べたように消極的スタンスの参加者が
総楽観気味にまわったときは、黄色信号
いや、黄色から赤に変わるスレスレのライン
とよーく心得ておく必要はありそうです。
よってこの参加者たちの動向は最重要注視項目、
と考えて、今週・来週は臨んでいきたいと考えています。
テクニカルな方向からアプローチするならば、
騰落レシオなどを見て過熱感を測るのも
アリかもしれませんね。
あとは…ここを読んでいる方なら痛く身にしみている
事かもしれませんが、相場はまさに水モノです。
何が起こるかわかりません。
極端な話、大ポジを持ってる途中に大地震が発生して
停電・身動きとれず、となってしまうかもしれません。
(そういえば、あの苛烈な大震災から
はや1年近くになりますね…)
なので、たとえ相当の暴落を食らっても
「絶対に失ってはいけないお金」はなんとか
失わずに耐えられるよう…ポジションを調整するか、
あるいは市場に投入する資金を制限するなどして
リスク管理を図ること。
それをぜひとも徹底することを強く、強くお勧めいたします!