http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131219/k10013951561000.html
全国で「餃子の王将」を展開する「王将フードサービス」の社長が、
19日朝、京都市山科区の本社前で、拳銃のようなもので撃たれて
倒れているのが見つかりました。
警察によりますと、社長は病院に運ばれましたが、
死亡が確認されたということで、警察で殺人事件として捜査しています。
19日午前7時ごろ、京都市山科区の「餃子の王将」を展開する
「王将フードサービス」の本社前で、大東隆行社長(72)が拳銃の
ようなので撃たれて倒れているのを、社員が見つけました。
大東社長は病院に運ばれましたが、警察によりますと、
死亡が確認されたということです。
消防によりますと、大東社長は右胸に1か所と
左脇に2か所の傷があったということです。
会社の広報担当者は「けさ、大東社長が出勤してきて、駐車場に車を
止めたところで、何者かに拳銃のようなもので撃たれたようだ」
と話しています。
会社によりますと、「餃子の王将」は、国内に680店舗、
中国に4店舗を展開し、社員はおよそ2000人、
年間の売り上げは740億円だということです。
警察は殺人事件として捜査しています。
痛ましい事件が発生しました。
ご冥福をお祈りします…
さて、早速で不謹慎ですがここからは株の話です。
今回のこの事件を受けて、
王将フードサービスの株価は一時2951円まで下落。
現在も3000円(前日比-110円)と大きく下がっております。
注目すべきところは、銃撃されたのは午前7時頃なのに
寄りの段階ではまだ株価は下落しておらず、
NHKやヤフーなどのニュースサイトに銃撃のニュースが伝えられてから
下落がはじまったというところです。
つまり、ニュースを見て売っても間に合ったということです。
こういった場合、情報収集ツールとしてのツイッターは非常に強いです。
私もツイッターでこの事件を知ったのですが、
その時点で株価は3070円付近でした。
SBI証券のニュースでで第一報が出た時には既に3010円あたりまで
下落した後だったので、この差は大きいです。
また、意識不明だとか死亡確認というニュースも逐次入ってきます。
これも大きいですね。
なお、今後の王将の展望ですが、
個人的な見解を申しますと…
銃撃(しかも複数発を撃ちこんでいる)という殺害方法の性質上、
その動機や背後にある事情が非常に怖いところであります。
最悪のケースでは、社長が死亡することよりも
「世間に知れてはいけない繋がり」が露呈し、
株価にも大きく影響する…といったケースもあり得ます。
なので「事故・事件は買い」とはあながち言えないかもしれません。
と記しておきます。