いよいよ2014年!

激動の2013年お疲れ様でした。

今年の日経平均株価は年間でなんと57%の上昇。
41年ぶりの上昇率を記録しました。
円は対ドルで34年ぶりの下落率であり、
率にすると18%もの下落となりました。
まさに「円安株高」の1年だったと言えます。
今年は投資で儲かった方も多かったのではないでしょうか。
デパ地下の混雑っぷりも去年と見違えますし、
タクシーもつかまりにくくなりました。
景気が良くなったのを肌で感じます。
詳しくは日経新聞の記事をご覧ください。
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さて、これだけ大盛り上がりを見せた2013年ですが、
上の図を見ると気になる点も…
賃金 +1%
日経は57%上がっているのですが、
賃金は1%しか上がっていない。
ここ、厳しいことですが現実なので
目を逸らさずにしっかり見るべきところです。
しかもですね、これ円ベースで+1%ってことは
ドルベースだと-17%なんですよ。。。
去年は時給10ドル貰っていたとすると、
今は時給8.3ドルしか貰えてない。
これだけ株価は上がって景気は上向いているのに…
こうして見ると、日本ではまだまだ少数派である
「積極的な投資を行う者」が
たいへん報われた1年であり、
それを行わなかった者は相対的に見ると
ワリを食っていると言わざるをえないぐらいの
1年になったと言えるかもしれません。
ただし、今年のような年ばかりでないことも
頭の隅に置く必要があります。
例えば、リーマンショックが起きた2008年は投資家や
経営者にとっては非常に厳しい1年になったでしょうが、
賃金を貰って働く身分であればリストラされない限り
収入が大幅に下がることはあまりありません。
今年ちょっと儲けたからといって
「よーし仕事なんてやめて株全力だ~!」
というのは大変ハイリスクな行動だということは
承知しておくべきでしょう。
というところで今年の締めくくりとさせて頂きます。
良いお年を!