これは興味深い

当たり馬券配当30億円、外れは経費?…裁判

これに対するネット上の反応等はコチラ
この記事によると、この方は28億7000万円分の馬券を購入し、
30億1000万円の配当を得ていたそうです。
そしてそれを申告していなかったために脱税とされて
追徴金を含む6億9000万円を請求されています。
つまり実際にあげた利益は1億4000万円なのに、
税金が配当の30億1000万円の方からかかってしまい
追徴課税額が6億9000万円というおかしな話になっています。
この裁判がどういった判例になるのか大変興味がありますが、
それ以上にテラ銭を25%(*1)も取られる競馬を事業化して
実際に利益をあげている点に驚かされました。
(*1:単勝・複勝のテラ銭は20%)
25%はかなり大きいですからね…
(株で手数料が往復で25%になったらどれだけ厳しいか、
 もう想像すらしたくありません!)
仮に25%のテラ銭が無かったとしたら、
のべ28億7000円の馬券の購入に対して
およそ40億1000万円の配当を得ていた計算になります。
これは非常に良いパフォーマンスです。
この人がトレーダーの道を選んでいれば相当の凄腕になれた
(高パフォーマンスのシステムを作れた)と思います。
もしかしたらトレードにも手を出していそうな気もしますが。