昨日の日記にて

良い個別、悪い個別を見極める目を養うべきと言ったので、
それについてごく簡単に述べてみたいと思います。
とは言っても今回の話は難しい業績やら何やらは
全く出てきません。心理面からのアプローチです。
一言でまとめると、

みんながイイって言ってる銘柄ほど中期的には下。

中期的に上がるのはみんなが懐疑的な銘柄。
意外なようですが、このパターンが多いです。
ここで言う中期とは、多くの場合数ヶ月程度のスパンを指します。
どちらもオーバーシュート(行きすぎの状態)まで
行くことが多いため、利益を掴んだら握力が大事です。
逆に思い込みでロスカットを躊躇すると痛い目に遭います。
なお、あまりにも下がりすぎて皆が
「この会社は不安だがこの値は買いだろう」って
揃って飛びついてくる銘柄は、射幸心を煽るような急反発を
何度か挟みながら最終的には信じられないほど
下落してしまうケースがたいへん多いです。
こういった銘柄はリバウンドを上手く取れれば
1日2日で20%ぐらい取れる事があるので
一見美味しいのですが、その分ハイリスクです。
下がりすぎの警戒水準としては
『2~3年で株価が1/10、あるいはそれ以下になった銘柄』
でしょうか。そこまで下がった銘柄は、何かあると考えて
いくら安くてもハイリスクだと警戒したほうが良いかと思います。
(勿論、ハイリスクと理解した上で参加するのはアリです)