さてさて、昨日の夜、今日の昼と2回にわたって日記で
取り上げたコンプガチャ規制路線によるSNS関連銘柄の動き。
結局多くの銘柄がストップ安あるいは大幅安で引けました。
特に本命であるDena、GREEは一旦は寄りついたものの
その後大量の売り注文が殺到してのストップ安比例配分でした。
コンプガチャとは直接関係の無いゲーム関連株まで
大きく下落したところもあり、日経平均の大幅安とも相まって
市場の雰囲気は一段と悪化してしまいました。
(ちなみに、日経平均も今年最大の下げ幅を記録しております)
さて、引け後にも続々と情報が出てきており、
15:20には
と、規制路線との報道を否定するニュースが出たと思えば、
16:30にはブルームバーグより
と、まるで違うニュアンスの情報が交錯する始末。
いったいどっちを信じればいいんだ!
と思わず逆切れしてしまいそうな状況です。
(素人判断は危険ですが、個人的には後者のほうが
消費者庁表示対策課の課長に取材をしたとのことなので
信用に値する記事だと考えています。少なくともコンプガチャ
規制の方向で話が進んでいること自体は確実だと思いますが…)
株価は大暴落、情報は錯綜といったこの状況では
明日のSNS株は大荒れ確定、と思われますが…
一応の参考に、とPTS(夜間取引)の株価をチェックしてみると
Dena 1998 (本日引け値より +8)
GREE 1641 (本日引け値より -10)
(いずれも23:30現在)
と、意外なことに比較的落ち着いた動きとなっております。
大量の売り注文によってストップ安に張り付いたことを考えると
かなり堅調と言える動きでしょう。
サイバーエージェントなど、他に影響を受けた株も
夜間取引ではある程度値を戻しているものがあります。
とはいえ、本番は明日。
明日のSNS関連株は値動き、流動性ともに非常に大きくなりそう
なので、短期トレードには大変魅力的であり、同時に大変危険な
動きになるかと思います。
果たしてどういった値動きをするのか注目したいところです。
※なお、激しい値動きが苦手な方は、無理にSNS関連株で
一発当てようなんて思う必要はまったくありません。
特定の株が盛り上がってそこに短期トレーダーが集まると、
その反動で資金が抜けていく銘柄は必ず存在します。
そこを空売りで叩くのも良いでしょう。
あるいは最近の下落により相当下がった銘柄も数多くあります。
それらの安くなった銘柄にリバウンドの兆候を感じたら、
果敢に買い向かっていくのも頃合いとしては「アリ」かと思います。
無理に拘らず他の道を探るのも戦術のうちです。