3/12(月) お宝銘柄、長く眠っていたけれど…

こんにちは。

朝こそ大きくギャップアップしたものの、
寄り天でいまいちパワー不足な日経ですね。
やはり10000を固めるのは並大抵のことでは
ないのでしょうね。まだ時間がかかりそうです。
さて、今日は優良小型株・バリュー株・割安新興株などに
ついてのちょっとした雑感を書きます。
(以下、上のもの全てをひっくるめて「小型」「お宝」と記しますね)
正直そこらへんはあまり得意分野ではないので、
深い話にはなりませんがどうぞご了承くださいませ。。。
思えば去年あたりから、あるいはもっと以前から
割安だったり優良だったりする小型株は
大量に安く放置されていたと思います。
いわゆる「お宝銘柄」が割安で沢山眠っていたわけですね。
ですが、その「お宝」を発見したら即座にリターンがあったのか?
ここがNo!No!No!だったわけです。
確かに当時からお宝は数多く眠っていましたが、
お宝をより高い値段で『換金する場所』が開いてなかった。
振り返ると、そんな状態だったように思えます。
当時は、その「換金所」がいつ開くのか、そしてどのぐらいの
値段でお宝を買い取ってくれるのか。それはわかりませんでした。
つまり、換金所も無ければ『希望も無かった』ということですね。
そんな待ちぼうけを喰らっては、お宝を持っている人も
次第に心の中は不安感で満たされていきます。
『今、手の中にあるコレは、果たして本当にお宝なんだろうか?
 こんなに待ってても誰も高値で買い取ろうとしない。
 本当は価値なんてないんじゃないだろうか…
 そもそも、持っている間に地震なんかが起こったら…』
不安感は、人をこういった考えに導いていきます。
その考えに取り付かれた人の大半は、葛藤の末、
安い値段でもなりふり構わず、手の中のそれを他の人に
押し付けることにやっきになってしまいます。
そしてそこで「安い!ラッキー!」とお宝を買った人も
何週間・何ヶ月と待ちぼうけを喰らって…
そして同じ事が繰り返される。
この流れが続いてきました。
それに変化が起こったのが、今年の1月頃だと思います。
もっと振り返ると、昨年末のバンテックの好条件でのTOB。
(市場価格13~14万程度だったものを23万円以上での買取)
もしかしたらあれが皮切りだったのかもしれません。
『ああ、お宝を買い取ってくれる人はいるんだな』
皆がそう思い始めることによって、次第に、次第に、
市場で取引される「お宝候補」の価格は上がってきました。
『お宝の換金所はきっとある。待ちぼうけを喰らうだけじゃない』
市場参加者はこう思い始めるようになり、
彼らの心理状態が著しく改善されてきたわけですね。
『希望』が生まれてきたわけです。
そして2月、円安株高の流れも相まってその流れはさらに
加速しました。東証2部指数の記録的な大連騰は、
このような流れの中で起こったと考えております。
お宝を手放さずずっと持ちつづけていた人。
そして、うまくタイミング良く流れを見てお宝を拾った人。
いままで幾人もの人が待ちぼうけに耐えきれず去っていった中、
彼らこそが今大きく報われた、と言って良いでしょう。
利益を得た方、および大きな含み益を得た方は
おめでとうございます。
さて、ここまで長文読んでくださってありがとうございました。
しかし相場もこれで終わりでもなければ、
この話もここで終わりではありません。
『では、ここからはどういう心構えでいれば良いか?』
ということについて、また明日書く予定です!