2/21(火) 37年ぶりの快挙

東証2部指数が26営業日連騰、


との事です。(↑リンクあり)
2部指数と言うとどうしても地味でインパクトに
欠ける印象はありますが、逆に考えれば着実に
裾野の方から市場が活性化してきている事だと
言えると思います。
これは中長期的に見て非常に明るい流れと
考えて良いのではないでしょうか。
そして奇遇にも、26営業日というと
丁度私がこのブログで相場雑感を書き始めた
1/17(火)から、ぴったり1度の下げもなく
連騰しているという事になります。
これはすごい偶然…!
“冴えない相場でも生き残れるヒントを書けるように”
との願いを込めて「サバイバル日記」と名付けたのですが、
開始した途端にいきなり絶好調の相場になるとは…
喜んで良いのか悲しんで良いのか複雑です。
(とはいえ、ここは素直に喜んでおきますか!)
さて、本日の地雷はマツダ(7261.東1)でしょうか…
1000億円規模の公募増資+700億円の劣後債発行
計画しているとの発表が複数の関係筋からなされ、
昼休みを挟んで暴落。
(※正式なIRが出て下げたわけではありません)
↓本日のマツダの5分足チャートです。
matuda.png
みごとに下げていますね…
終値は145円と、前日比約10%(-9.94%)の下落でした。
ただ、下がることは下がりましたが、1000億円規模の増資となると
希薄化率は実に3割ほどになる計算です。
それにプラスして700億もの劣後債の発行という事ですから、
情報の出所がやや不明瞭だったことを差し引いたとしても
相当の悪材料と言えそうです。それを考えると個人的には
『よくこの程度の下げでおさまったなあ』という感想が強いです。
(PO投資をしている方なら実感していると思いますが)
2009年~2011年前半までは、公募増資を発表した銘柄
(あるいは噂された銘柄)はとにかく物凄い勢いで
とんでもない安値まで売り込まれることが多かったですが、
最近は公募増資が発表されてもそこまで極端に
売りこまれることは減少してきている感があります。
考えられる要因としては、
市況が良くなってきて増資が以前ほど投資家にとって
ネガティブにとらえられなくなってきたことと、
そして空売り規制が施行された事でしょうか。
ともあれ、明日以降はこの株にも注目してみたいと思います!