Hyper空売り、初体験

本日からSBI証券で、通常売れないとされてきた銘柄を

「日計り限定」で空売りできるサービスが開始されました。

「Hyper空売り」というネーミングですね。

 

このサービスにより、SBI証券経由で

IPO株、貸借でない新興株など、個人に人気の高い値動きの激しい銘柄の

多くを日計り限定で売ることが出来るようになりました。

これには、通常の手数料や金利のほかに別途「特別料金」がかかります。

(銘柄によって異なる、1回おおよそ売買代金の0.1~0.3%程度)

 

内容的には松井証券のプレ空(プレミアム空売り)と

さほど差は無さそうです。

(なので、通常売れない銘柄の日計り空売りは以降プレ空と略します)

 

 

今までにこのサービスがあったのは松井証券のみでしたが、

ネット証券業界最大手のSBI証券が乗り出してきたことで

「プレ空を使っているプレイヤーの数が一気に増える」ことは確実です。

 

使うプレイヤーが増えれば増えるほど、該当する銘柄の値動きは貸借銘柄のそれに

近づく可能性があります。(複雑な値動きになる・踏み上げが大きくなる)

 

また、使うプレイヤーにとっても「特別なことが出来る」という優位性は減ります。

売買の際にここを意識することがより重要になってくるかと思います。

 

 

なお、私個人はサイジニアとスカイマークにてプレ空を試してみましたが、

スカイマークは綺麗に寄り天になってくれて助かったものの、

サイジニアは安値付近を売らされて散々な結果でした。

 

手数料も高いので、中途半端なタイミングでは使いづらいです。

新興総崩れの相場では非常に役に立ちそうですが、普段の相場では

どちらかというと、これを使って売った人が踏み上げられてからの買戻しで

オーバーシュートするのを狙っていくほうが良いのかもしれません。