看護助手がエボラを克服、検査で陰性反応 スペイン
http://www.cnn.co.jp/world/35055363.html
「抗体をラモスさんに点滴したほか、実験段階の抗ウイルス薬「ファビピラビル」を投与。
血中のウイルス量は入院当初に比べて激減していた」
これは!ファビピラビルやっぱ効くのか!?
※ファビピラビルは日本・富士フイルム(4901)発の医薬品です
この記事だけでは患者が自然治癒した可能性も否定できず、
抗体なり抗ウイルス薬の効果がどのぐらいあったのかは
ハッキリとはわかりません。
とはいえ、「抗ウイルス薬の初期投与+抗体」の組み合わせが
当面のところ最も有力な効果の見込める治療法と
世界各地で考えられている、と言えるのではないでしょうか。
エボラの患者に対する治療は相変わらず厳しい戦いではあり、
防護服があってもその感染性の強さから完全防護は難しい状況ですが
治療方法自体に注目してみると
「祈祷」⇒「対症療法」⇒「抗ウイルス薬の初期投与+抗体」 と
その方法は着実な歩みを見せています。
さて、当の富士フイルム(4901)は前日比86円高の3310円前後を推移。
一応3%近い上昇ではありますが、日経平均が4%ほどの上昇なので
いまひとつ反応していない、今までにエボラで思惑買いしていた人の売りが
まだ優勢なのかな、といったように見えます。
一方、エボラ関連株の防護服メーカー、アゼアス(3161)、エアーテック(6291)
これらはなんとびっくりストップ安張り付きとなっています。
エボラリスクが多少後退したとみなされたか、
あるいは単なる上がりすぎからの下落か。
このあたり引き続き注目していきたいところです。
ファビピラビル、マジで世界を救いますように!!!